img_0-70

「ゴルフは恋愛問題のようなもの。真剣に考えなければ楽しくないし 真剣に考え過ぎれば心臓発作の元となる。」...ジョゼフ・マードック。

ゴルフっていうやつは、古来「人生に似ている」とか、「女に似ている」とか、「恋愛問題に似ている」とか言われて来た。
どれも、そう簡単に良い結果が出せない、近道の無い、上手く行ってるヤツが珍しくて羨ましい、複雑怪奇・面倒至極な問題ばかりなんだけど。

確かにゴルフってのは、本気になればなるほど面白くて、深みにはまる。
この言葉がピンと来ない人は、それほど本気でゴルフを遊んでないか、子供の頃から(若いうちから)ゴルフに親しんだ人のどちらかだろう。

大人になって、それも年をとってゴルフを始める人ほど深みにはまって、我と我が身を焼き尽くしてしまう、というのは「老いらくの恋ほど、深みにはまる」恋愛問題とまったく同じ。
...「老いらくの恋」で我が身を滅ぼしてしまうのは、殆どの場合「悪女」に引っかかり、その手練手管によって無我夢中となり...ついにはそれまでの人生で築き上げて来た「地位」も「名誉」も「財産」もすっかり失ってしまう、というのがお定まりのストーリー。
そしてゴルフ場にも悪女が居るのだ。
普通には「ゴルフの女神様」なんて言われて、コースを歩くゴルファーに優しい視線を投げ掛け、囁き、誘惑するティーグランドやグリーンの脇や木々の影に居る存在だ。
が、その手管の上手い事といったらもう...

「よし!開眼した!」「わかった!」なんて感じて追いかければ追いかけるほど、次から次へとアンラッキーやトラブルをバラまいて絶望の縁へとたたき落とし、「もうこんなゴルフはやめた!」「ゴルフなんて面白くない!」なんて言う疲れ果てた百叩きゴルファーには、バーディーやイーグルのラッキーパンチを味合わせて意地悪の限りを忘れさせたり、「俺はこんなに飛ばせるのか!」なんて人生最高のショットを打たせたて、また夢を見させたり...

うすうす真実の自分は判っているのに、身分不相応の夢を女神が見せてしまうのだ。
悪女に惚れちゃあいけない。
ゴルフの女神に気を取られちゃあいけない。
長生きしたかったら、女もゴルフも程々に...ってことだ。



...なんて事出来たら、俺は立派な紳士で立派なスクラッチプレーヤーになってるわい(笑)!
凡人俗物ダッファーは、恋愛もゴルフも心臓痛めながら、毎日真面目に真剣に悩んで楽しんで...
心臓の薬飲みながら、カッコ悪くてもこれが俺のゴルフ、俺の人生、なんの文句があるもんか! 
 ...だ(笑)。