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「アベレージゴルファーの進歩は一打ずつではなく、一気にやってくる。」...ハーヴィー・ペニック。

ハーヴィー・ペニックは、世界的に名の知れたレッスンプロ中のレッスンプロ。
その言葉だもの、信じるよなあ...

それにこれこそ我らアベレージ凡ゴルファーの希望であり、夢であり、大叩きのどつぼにはまったゴルファー達の蜘蛛の糸...これを信じてるから、叩き潰されても跳ね返されても血と汗と涙の跡も乾かないうちに練習に行き、また夢を見てゴルフに行けるんだよなあ。
雨の日だって晴れの日だって、寒くたって暑くたって、風が吹こうと霧になろうと、練習場であんなに思い詰めた顔で打ち込んでいる人が沢山いる理由だって、この言葉を信じているからに違いない。

今までは100を切れなくても、90を切れなくても、きっと奇跡の大ジャンプをしていきなりワンステージ上のゴルファーに変身出来る。
90を切れないから80台じゃあないよ...きっと75くらいのスコアでいきなり回れる日が来るのさ...なんて夢を見て。
叩けばきっと扉は開かれる。
今はまだ女神も魔女も俺のことに気がついていなくても、俺の大ジャンプする順番はすぐそこまで来ているに決まってる。
いつまでたっても90切れないからって笑って見ているのも今のうち、1打や2打少なくなるんじゃなくていきなり10ストロークは少なくなるさ...それがペニック先生の言っている「一気の進歩」ってやつだろう。
今はきっとその力を溜めている時間なのさ。
次のラウンド、いやその次のラウンドか...遅くても今度の夏頃か...一気の進歩って奴が俺にたどり着くのは。
楽しみだなあ。
最近もスコアはちっとも良くならないし、コンペでも上位には入らないし、握りはずっと負けてるし、みんな俺をカモだと思っているんだろうけど、それは変身前に餌を撒いているだけの話。

なんつったって、ペニック先生が言ってることだもの間違いはない「一気の進歩」。
楽しみだなあ...いきなり上手くなる日が来るなんて。
そろそろだよね、俺の番。

...あのさあ、先生はレッスンするのが商売だからって、この言葉「営業トーク」じゃないよねえ。
絶対に、一気に上手くなる日が来るんだよね?

信じていいんだよね?