img_1-1
「結局ゴルファーは二種類しか存在しない。つまり『もう一度一緒にプレーしたい人物』と『二度としたくない人物だ』」...ボビー・ジョーンズ。

結局のところ、そうなる訳だ。
勿論個人の好き嫌いや言い訳なんか通用しない「接待ゴルフ」には、関係ない話だけれどね。

さて、好きなゴルフだ。
そんなに裕福でもない普通のゴルファーにとって、安くもない費用と大事な休日を使うゴルフだ。
何を好んで嫌な相手と繰り返し遊んだりするものか。
...だから、この言葉は誰でも身に覚えがあるはずの絶対真理。

上手い下手じゃあない。
偉い偉くない、有名か無名か、若いか高齢か、飛ぶか飛ばないか、日本人かそうではないか、男か女か、なんかも全然関係ない...(いや、一部の人には男か女かは関係あるかもしれない?)。

時間と金のやりくりをして、遠足前の気分で過ごす高揚したプレー前日を経て、やっとコースのスタートホールに立った、自分の大事な「ゴルフの日」。
その日が「楽しかった」か「楽しくなかった」か、「気持ちのよいゴルフ」だったか「嫌な一日」だったかは、一緒になったゴルファーによって大きく変わる。
「充実した一日だったか?」なんてことには勿論スコアが大きな要素になるけれど、一緒にプレーした人が「また回りたくなるような人」だったか、「二度と一緒に回りたくないヤツ」だったかの差は大きい。

それに上手い下手関係なく、スピーディーで気持ちの良いゴルフをする人なんかと一緒になると、スコアだって勝手に良くなってくるものだ。
おまけにゴルフっていうものは、「打つ」時間より「歩き、待ち、考え、迷う」時間の方が遥かに長い。
そんな時間に、ちょっとした同伴競技者との会話が気の利いたものだったりすると、その日のゴルフは必ず楽しいものになる。

気をつけなければいけないのは、「自分がどう思われているか」は分からないってこと。
自分じゃあ楽しいゴルフにしようとサービスしているつもりだったのに、「うるさい奴」と思われていたり、気の利いた話をしようとしていたら、「キザでカッコつけてる」なんて思われたり...

あるいは、また一緒にプレーしたい人物に思われるように一生懸命気をつけていたら、その方がゴルフのプレーよりよっぽど疲れてしまったり...
あるいは、とんでもないゴルファーに逆に好かれてしまって、離れるのに必死になってしまったり...


...人との付き合いは難しい。
「いい人」になるのは難しい。

「いいゴルファーになる」のは、もっと難しい。
多分ゴルフが上手くなるより難しい。

ボビー・ジョーンズさん、俺はいったいどっちなんだろね?