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「夢に向かって その旅路を楽しみなさい」...デービス・ラブ二世

デービス・ラブ三世の親父さんの言葉。
プロゴルファーであり、著名なレッスンプロでもあった男。

洒落た言葉だ。
一般的には、この言葉は息子のデービス・ラブ三世に、例えばプロゴルファーへの道を語った言葉として伝えられている。

しかし、俺にはこの言葉は「ゴルフ」そのものの楽しみ方を語った言葉のように感じられる。
この「夢」とは何だろう。
プロゴルファーになること?
それじゃあつまらないし、我々には関係ない。

スコア?
そうかも知れない。

でも、俺はこの言葉は「ゴルフのラウンド」そのものの楽しみ方を、教えてくれているような気がするんだ。
みんな、ゴルフが好きな人間なら誰だって、スタートホールのワクワクするような期待と、びりびり来る緊張感ってたまらないだろう?

「夢」というのは、その人にとっての「完璧なラウンド」、あるいは「完璧なスコア(自分にとっての)」であり、彼はそのスコアや結果よりも、「それを目指してジタバタする自分の旅の過程をもっと楽しみなさい」といっているような気がするわけ。

ラウンドの結果は嫌も応もなく数字で出る。
絶対的な「結果」だ。
でも、其処にはその数字を残したゴルファーの喜びや悲しみは表れていない。
...本当は、その部分こそゴルフの楽しみではないのか?
結果の数字なんて、我々のゴルフの楽しみのほんの一部でしかないんじゃないか?
我々アマチュアのヘボゴルファーは、その「過程」が楽しくてゴルフをやっているのではないか?

夢は、そうさ70台のスコアさ、いやパープレーさ、なんてみんな思っているけど、殆ど失敗に終わるのはみんな判っているじゃないか。
それだけが楽しみだったら、殆どの凡暗ゴルファーはゴルフなんてやめているはず...でもスコアカードに書いてない部分が楽しいから、ヘタクソ凡ゴルファーもゴルフに熱中し続ける事が出来る。

カップインまでの「数」だけではなく、カップインまでの「いろいろやってしまうこと」をもっと楽しめばいい...デービス・ラブ三世の親父さんが、世の多数を占める凡暗ゴルファーにそんな意味で言ってくれたんだったら、「格好いいね!」親父さん! なんて、俺は思ってしまうんだけど。